お土産用のジンギスカンは新千歳空港で買える?

ジンギスカンは新千歳空港のお土産物のお店でいくつかの種類が売られています。

せっかく北海道に来たのですから、おいしいジンギスカンを買いたいですよね。

ジンギスカンと言っても販売元によって色んな種類がありますが、外から見ただけでは違いはわからず、何を買えば良いか迷ってしまう人は多いはずです。

正直、同じようなジンギスカンでも肉質や味がかなり大きいですからね。

ここでは新千歳空港内で買えるお土産用ジンギスカンに加えて、千歳市内など空港周辺で買えるジンギスカンについてもまとめています。

最も好みに合うジンギスカンをお土産に買って帰るための情報をご提供していきたいと思います^^

新千歳空港で買えるお土産用ジンギスカン

新千歳空港のお土産売り場ではお土産用のジンギスカンが買えます。

  • 松尾ジンギスカン
  • なんぽろジンギスカン
  • 長沼ジンギスカン

ジンギスカン選びの時間がないという方は、「松尾ジンギスカン」か「なんぽろジンギスカン」を選べば大満足間違いないでしょう。

松尾ジンギスカンは空港内に店舗もありますし、比較的見つけやすいので時間のない人には特におすすめです。

ここからはジンギスカン選びの時間がある方に向けて書いていきますが、せっかく北海道に来たのですから色んなジンギスカンを比較して一番好きなジンギスカンを選んで欲しいと思います。

まずは、ジンギスカンを選定する際に知っておきたい、大別される2種類のジンギスカンについてご紹介します。

ジンギスカンの種類は大きく分けて2種類

ジンギスカンは大きく分けるとこの2種類があります。

  1. 肉を焼いてタレをつけた食べるタイプ
  2. タレに付け込まれているタイプ

帽子のような形のジンギスカン鍋で焼くのは、主にタレをつけて食べる後タレのタイプです。もう一方のタレに付け込まれているタイプはホットプレートなどで焼くのがいいですね。お土産用に売られているジンギスカンは主にタレに付け込まれているタイプですが、このタレがお店によって味が異なるので面白いです。

タレをつけて食べるタイプは、スーパーなどで羊肉とベルの「ジンギスカンのタレ」を買えばOKです。ベルのジンギスカンのタレは本州以南で販売されているのかはわかりませんが、北海道では簡単に手に入るジンギスカンのタレです。

ちなみに、これがベルのジンギスカンのタレです。

このベルのタレをお土産にするのも良いと思いますが、新千歳空港での販売はないことと、瓶入りの製品なので重たいことが気になるところです。

それでは次に、タレに付け込まれているタイプについてご紹介します!

北海道で有名な味付きジンギスカンTOP4

北海道内で人気の高い味付きジンギスカンは、

  1. かねひろジンギスカン
  2. なんぽろジンギスカン(空港での販売あり)
  3. 松尾ジンギスカン(空港での販売あり)
  4. あづまジンギスカン
  5. 長沼ジンギスカン

それぞれに特徴があって全部オススメしたいくらい大好きな味付きジンギスカンです^^

ちなみに、新千歳空港内で販売されているのはこの中では松尾ジンギスカンとなんぽろジンギスカン、長沼ジンギスカンのみとなっています。

それ以外のジンギスカンは新千歳空港付近で買うことはできますが、車で移動(車で片道30~40分)する必要があります。

かねひろジンギスカン


千歳市に隣接する長沼町に本店がある「かねひろジンギスカン」の直営店で購入できます。

長沼町の友達によると、町民のごちそうといえばかねひろジンギスカンを挙げる人がかなり多いそうです。親戚の集まりがあると当然のようにかねひろジンギスカンを焼くとのこと。

個人的な好みで言えば、かねひろかこれからご紹介するなんぽろジンギスカンがKing ofジンギスカンです。

本店は空港から車で30~40分ほどの距離にあります。

ちなみに、「長沼ジンギスカン」という商標のジンギスカンもありますが、かねひろジンギスカンとは全く無関係ですのでお間違いないようご注意ください。(クオリティは全然違います。)どういうわけか新千歳空港で販売されているので、間違って買う人が多いそうです。

なんぽろジンギスカン


新千歳空港から車で40~50分ほどの距離にある南幌町の名物ジンギスカンです。

野菜の甘さが特徴的なタレが食欲をそそります。

なんぽろジンギスカンは新千歳空港内のお土産店で取り扱いがあるので購入可能です。

新千歳空港のショップでもそれほど取り扱いは多くありませんが、探してでも味わってほしいジンギスカンと言えます。

松尾ジンギスカン


滝川市の名物松尾ジンギスカンはこの中でも最も店舗数が多いジンギスカン屋です。

新千歳空港内にもレストランがありますし、お土産用の肉も空港内で購入できます。

お土産物店によって扱っている肉のランクが異なるので、比較してから決めた方が良いでしょう。

あづまジンギスカン

千歳市の隣の隣町の厚真町の市原精肉店が生産しているあつまジンギスカンです。(表記はあずまジンギスカン。「厚真」なので「あつま」なのですが、年配者は「あづま」と呼ぶ率が高いです。)

肉厚かつ味の良いジンギスカンのクオリティーはかなり高いです。厚真町の1店舗でしか製造販売していないので認知度はそれほど高くありませんが、品質は間違いなしの逸品です。

市原精肉店は新千歳空港から車で約40~50分ほどの距離にあります。

※注)最近は肉の質が落ちたという口コミもあるのでその点はご承知おき願います。

長沼ジンギスカン

道内のスーパーでも比較的見かけることの多いジンギスカン。

新千歳空港でも取り扱いは多いです。

これはこれで美味しいですが、これまで挙げた4つのジンギスカンに比べるとクオリティ的にはいまいちな感じを受けるジンギスカンです。

同じ長沼町で有名な「かねひろジンギスカン」を探していて間違って購入する人も多いのでご注意ください。

自宅でもジンギスカンは美味しく焼ける?

ジンギスカンをお土産に買っても、「美味しく焼けるかなー?」と心配の方もいるかもしれません。

ジンギスカンというと、中央が膨らんだ鉄製のジンギスカン鍋で焼くイメージが強いのでしょうね。

「うちにはあの鍋がないから…」とジンギスカンをお土産にするのをためらう人もいるようです。

ですが、全く心配いりません。

自宅でも美味しく簡単にジンギスカンは焼けます。

家庭のフライパンやホットプレートで美味しく焼けるので、焼き方の心配はせずにお土産に美味しいジンギスカンを買っていって欲しいと思います。

むしろ、味付きジンギスカンはフライパンやホットプレートの方が美味しく焼けますからねー。北海道の人でもほとんどがフライパンやホットプレートで焼いてるんじゃないかな。

ただ、タレをつけて食べるタイプのジンギスカンはやっぱりジンギスカン鍋で食べるのが美味しいですね。程よく脂が落ちますし、鉄鍋独特の焼き具合がありますから。

フライパンやホットプレートで焼いても問題ありませんけど、ジンギスカンの醍醐味をフルに味わうことはできませんね。

ジンギスカンの焼き方

ジンギスカンの他に準備すべきものは野菜です。

もやし、タマネギ、ニラは必須ですね。あとはお好みでニンジンとか長ネギとか入れるところもありますね。

まずは先に野菜を焼きます。ある程度火が通ったらジンギスカンを投入します。あとは肉が焼けるのを待って完成です。

注意したいポイントは、羊肉は(羊肉に限った話ではないですが…)焼き過ぎると固くなるので、火が通ったくらいのタイミングで食べるのが柔らかくて美味しいです。特に味付きジンギスカンの場合は肉厚に切ってあるので(安いジンギスカンは味付きでも薄っぺらいですが)、硬くなると極端に味が落ちます。

タレをつけて食べるタイプは初めから薄くカットされているので焼き過ぎによる味の低下はほとんどありませんので、焦げない程度に焼けばOKです。

タレは全部入れて良い?

味付きジンギスカンの場合は、タレが多く入っています。(重量の販売であることを考えるとタレは多すぎない方が嬉しいですけどね)

このタレは全部入れて焼いて良いのでしょうか。

結論としてはタレは全部入れても良いですが、アクがすごく出るのであまりオススメはできません。

タレで野菜を美味しく焼くのが好きという人もいるのであとは好みでしょうけれど。

中にはタレを全部フライパンなどに入れて肉を焼き、最後に〆のうどんをタレがたくさん入った状態で作るという家庭もあるようなので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

新千歳空港で買えるお土産用のジンギスカンは、松尾ジンギスカンとなんぽろジンギスカンと一般的な工場で作られているジンギスカンです。

北海道で人気の高い有名店のジンギスカンは松尾ジンギスカンとなんぽろジンギスカンしか買えませんが、空港から車で40~50分の距離には他の有名なジンギスカンが買えるお店があります。

美味しいジンギスカンをお土産にしたい場合は、空港で松尾ジンギスカンやなんぽろジンギスカンを買うか、移動の途中でかねひろジンギスカンなどを購入するのをオススメします。

有名店ではない一般的な味付けジンギスカンも美味しいですけどね。やはり先にご紹介した4つと比べるとレベルの違いを感じずにはいられません。